極太タップ
2010年04月07日
新入庫した89年M3のミッションを降ろしてクラッチオーバー作業中にシリンダーヘッド後ろの
ヒーターホース取り出し部分に僅かな冷却水漏れを発見。
ホースを外してみるとアルミ製の口金部分が腐食して駄目なので交換する事にしました。
ホース口金部分を外すのに固着してなかなか緩みません、やっとの事で外れましたが
ヘッドねじ山が傷んでて新しい口金が締まりきらないトラブルが発生しました。
ヘッド部分のねじ径36mm1.5ピッチ穴を修正するのに、極太タップの出番です。
ところがこの極太タップの長さが110mmあるので、シリンダーヘッドとバルクヘッド隙間では
作業出来ないのでエンジン本体も下ろしての作業になりました。
エンジンを下ろして痛んだねじ穴の修正
新品ホース口金と外した口金(腐食がかなり進行)
今後の作業を考えこの部分の交換作業にはこの極太タップが必要になると思い購入しましたが、
いちいちエンジンを下ろすのも時間が掛かるので、この極太タップをカット加工して、
極太短小タップにするつもりです。
ついでに硬化してるバイパスホースも交換しました。